タイのゴルフ史(前編)

更新日:2020年8月10日

タイにゴルフを持ち込んだのはラーマ5世 (1868 – 1910 ) と言われています。チャックリー改革などを通してタイを近代化させた名君としてタイ国民からの人気は現在でも絶大なものがあります。西欧列強への視察旅行もしていたラーマ5世はゴルフの文化も持ち帰り、王宮前広場にフィールドを作って遊んでみたりしたそうです。

すべてのタイ国民が敬愛するラーマ5世

王宮前広場でのゴルフの様子


1898年にはチェンマイに「ジムカーナクラブ」が設立されます。もともと外国人のための乗馬場であったこの場所に作られたコースは記録に残るタイで最も古いゴルフコースと考えられています。しかしこのコースは当時の世界基準を満たす形ではなく、いくつのホールがあったのかも定かではありませんでした。

お乗馬されておりますね。



1906年 にはルンピニ公園に近いラチャダムリにロイヤルバンコクスポーツクラブの中にゴルフコースが完成。現在でもBTSラチャダムリ駅からその競馬場と一体になった光景を眺めることができます。ただ、こちらのコースも当初西洋人のためのスポーツクラブという色が濃かったようです。




1909年にはラーマ6世よりホアヒンに9ホールコースの建設が開始されます。タイの歴史の中ではこのホアヒンゴルフコースをもって「タイのゴルフ発祥の地」とするむきが多いようです。それはやはり外国人によってではなく、王によるプロジェクトであるからでしょうか。ホアヒンゴルフクラブは1924年に完成しました。


1925年にはデュシット区に「デュシットゴルフクラブアソシエーション」も設立されます。こちらはタイで最初の18ホールコースとみなされています。




1926年にはチットラダーゴルフコースの建設(これが現在どこにあたる場所かはまだ確認中)。同年にホアヒンゴルフコースに追加9ホールが建設され、18ホールコースとなりました。またこの年はタイで最初のプロゴルファーが認定された年でもあり、タイにとってのゴルフ開花年と言えるでしょう。

タイ人最初のプロゴルファー・ティム氏



このようにタイのゴルフ史は王族からスタートしたことがよく分かります。王宮前広場でカップを掘ってコツンコツンとやっていた光景をタイムスリップして見てみたい気がします。


それでは後日にアップする後編に続きます。お楽しみに。

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